マルチなタレントは短命?

世間の風潮って、何でもバランスよくできるのが良く、1つのことに集中、没頭することは「オタク・マニア・~バカ」と揶揄される感じがします。


学校でも、全科目が5の人が優秀で…

ほとんどの成績はまるで駄目だけど、1科目だけ(数学、美術、英語、体育など)凄まじいレベルの生徒は、落ちこぼれのような風潮がありますね。



個人的な実感としては…

人の才能は、1つか、わずかな分野において実現されるのみで、自分の得意な分野を向上させることに力を入れた方がいいと思います。
 
 
人間はそんなマルチで器用な生きものではないし、実際、マルチタレントは短命な感じがします。


例えば、将棋の藤井聡太さんは…

将棋の才能は群を抜いていますけど、美術や音楽はまるでダメらしく…母親によると「普段はどんくさい」と言ってました。



藤井さんの羨ましいのは、この若さで…

わずかな分野の才能に気づけて、追求して、没頭させてもらえて…運も味方して、ここまでの国民的なスターになったこと。



将棋が大好きで大好きでたまらないのも伝わってきます。個人的には「中学でプロになったのに、何で高校にいくの?」と思いましたけど。


こういう人がファンが増え、逆に…何でも上手にできたり…得意分野がいくつもあると思われたら、逆に人気が下がると思います。


 


1つしか得意な事が無いけど、それが「他を圧倒するほど得意」という人の方が人気が出るような気がします。


もし…実際にいくつも得意な事があったり、何でもうまくできたとしても、他人には見せない方がよさそうです。


基本的に…

何もできない、天然、おっちょこちょい
と思われた方がいいです。


人間って、そういう人が好きです。


人間はどうしても他人と比較してしまう生き物で、何でもできる人と一緒だと、自分の存在意義が薄れて、自身の無能さを直視して、みじめになっていきますので。



そこで…

“1つだけ”のぶっとんだレベルの特技を
魅せれば、一気に空気が変わりますよね。

 
狭い日本社会では、わざとバカなフリを
しておいた方がよさそうです。


「コイツは何でもできる!」と思われると…警戒されたり、嫉妬で足を引っ張られたりと面倒が多くなりますから、日本では自己防衛も必要だと思います。

自身と世の流れを徹底分析する。

島田紳助さんが若手に抗議していた
紳竜の研究」の中でおっしゃってたのは


★自分に何ができるか?(X)
★世の中の流れを分析(Y)


このXとYを徹底して分析しろ!と。


X+Yを分析する中で、
できるだけ他にライバルがいないカテゴリーを選び、自分しかできないカテゴリーを作るという感じがいいようです。
まだ存在しないカテゴリーを創り出し、そこで一人勝ちを狙います。



自己プロデュース力
「紳竜の研究」の文字おこし版


確か、「コンビニアイス評論家」というジャンルを切り開いて、ホリエモンさんからも認められている人もいましたけどスゴイですね。


そこでライバルが増えてきたら、また新しいカテゴリーを創っていき…「いや~俺、それ以外のこと苦手なんだ!」と強調しておきましょう。